防衛機制


防衛機制とは、自我が不安を感じたとき、一時的にそれを静める方法をとることによって、心の安定を保とうとする無意識的なメカニズムのことです。
たとえば、内心は不安で一杯なのだが、それを過剰に隠そうとして表は派手にする突っ張りとかがあります。これは反動形成と呼ばれます。継母(ままはは)の溺愛とかもその例ですね。
またイソップ物語の「酸っぱいブドウ」のように、取れなかったブドウは酸っぱかったにちがいないと自分を無理に思いこませて不安を静めるのも防衛機制の一つです。これは合理化と呼ばれます。